直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

2012年11月の記事

フィギュアスケートNHK杯の結果

フィギュアスケートNHK杯の男女シングルが昨日終わった。
昨日は会場の仙台地方で震度4の地震が2回もあったので、演技中に揺れなければいいがと思ってみていたが、幸いなことにそれはなかった。夜、千葉、東京で震度4があった。ちょっと続くので気にはなる。

男子シングルは、羽生君が4回転ジャンプを2回降りて高得点を出し優勝した。後半、スピンでよろけて転倒するなどあったが、何とか頑張った。彼の演技にはいつも情熱を感じるのだが、それは一方で力の入れすぎもあるのかもしれない。余分な力を使うので後半ばててしまうのだと思う。今回はさらに2本目の4回転(サルコウ)の着氷でバランスを崩しかけたところを必死でこらえたため、そこでかなり力を使った(本人の弁)。ここで相当足に負荷がかかり、後半の消耗につながったと思われる。
かように、フィギュアスケートの演技は、すべて最後まで完璧にこなすのは難しい。最初から順調にうまく行った時だけ最後まで行ける。途中で少しでもミスをすれば足に負担がかかり、続く演技に影響する。今年は男子シングルの上位のほとんどの選手がフリーで4回転を2度または3度入れてくる。相当なリスクだ。これを難なく決めることができた者だけがメダルを手にできる。だから男子は見ていて面白い。

女子シングルは、浅田さんがなんとか優勝した。ショートでは完璧に近い演技で高得点を出したが、フリーはジャンプが決まらず散々だった。決まらないというのは正確ではない。3回転の予定が2回転になったり、1回転になったりして、計4つのジャンプで点を落とした。ただ、転倒したわけではなく、演技の流れに影響しなかったので基礎点からのマイナスはあまりなかった。2位の鈴木さんはショートでたった一本の3回転ジャンプでミス(1回転になった)が響いて点が稼げなかっただけで、フリーはほぼ完ぺきに滑り、観客総立ちの感動的な演技だった。本当は本人も続く浅田さんの演技を見て「勝った」と思ったのではないだろうか。

正直なところ、浅田さんの4本のジャンプのミスは信じられない出来事で、昨年の悪い状況を思い出させた。フリーの得点は鈴木さんが126点台だったのに対し、浅田さんは100点も行かないのではないかと直後思った。しかし、結果は117点台と意外にのびた。この際、少し控えめな点数がでて優勝できなかった方が本人にとってはよかったのではないかとも思った。非常に悔しい思いをしているはずで、そんな気分で金メダルをもらうことは納得のいくところではないだろう。

採点表を分析してみた。まず、技術点は、ジャンプ、ステップ、スピンそれぞれの基礎点を比較すると、鈴木さんが浅田さんより約15点高い。浅田さんが3回転を2回転や1回転にしてしまったので当たり前である。ジャンプのエラーについては、ふたりともルッツジャンプでエッヂエラーをもらっていてイーブン。スピン、ステップの4項目は、鈴木さんはレベル4が3つとレベル3が1つ。浅田さんはすべてレベル4。今季からルールで新設されたコリオグラフィックシークエンスは基礎点だけがあり、GOEで差がでるだけのよう。
つぎに、技の出来栄え点であるGOE(それぞれの技の出来栄えに対し、プラスマイナス3点以内の点を加減する)を加えた技術点の合計は、鈴木さんが浅田さんより12点ほど高い。基礎点の差より3点縮まっている。つまり、浅田さんの演技は出来栄えで少し挽回していたということになる。
演技構成点はどうか。5つの観点(スケーティングスキル、技のつなぎ、動作、振り付け、曲の解釈)があるが、鈴木さんはすべて7点台なのに対し、浅田さんは8点台が3つあった。ここでも約2点浅田さんは鈴木さんを上回った。これでフリーの合計点の差は10点弱になり、ショートの差と差引きして0.05点差で浅田さんが勝った。採点表はすべて公開されるので面白い。
上でのべたように、浅田さんは技の出来栄えや演技構成点で鈴木さんより多くの点を出しているので今回勝つことができた。これらの点はビデオ判定とかで客観的に決められるものではないが、審判も様々なガイドラインで勉強しているはずなので、ある程度信頼できる採点をしているのだとは思う。けれども、こんな風に結果的に僅差で勝負が決まった場合には、審判の裁量ひとつで順位が入れ替わってしまいかねない。そこまで見越して採点しているとは思われないが、(今風に言えば)なかなかビミョーだ。
まあ、こんなことくらいは選手にとって当たり前の世界なのかもしれない。僅差で泣くことがないように圧倒的に勝てるように頑張るしかない。

浅田さんが今回フリーでミスを連発した背景はなんだろうか。最近よく言われているが、彼女は練習で完全にできるようにしてないと本番で決められないタイプらしい。トリプルアクセルがよい例で、練習で毎回飛べるようにしてないと安心できず、本番で失敗して他のジャンプにも影響してしまう。今回も、ルッツジャンプのエッヂエラーを気にしすぎていたようだし、フリー全体を通して練習で完璧に滑れる状態ではなかったのだろう。猛練習に猛練習を重ねて何度やっても失敗しない状態まで持っていかないとだめなのかもしれない。

ここからは血液型で議論。何の根拠もないけれどお遊びで考えてみた。
浅田さん、羽生君、小塚君はB型。高橋君、鈴木さん、村上さんはA型。
うーん、などほど。
高橋君と鈴木さんのA型はうなずける。特に高橋君は典型的なA型という感じがする。年上で王者なのに、周りを気にする動作が目立つ。反対に羽生君は自分のことにまっしぐらで、いかにもB型。浅田さんも同じく自分のことにまっしぐらだ。調子がいい時のB型は強い。けれどもムラっけがある。浅田さんには、佐藤コーチが遠慮してか、大人としての扱いなのか、信頼しているという意味であまり声をかけないみたいだ。今回もショートを終えて翌日のフリーに向けてたいしてコメントしていなかったという。でもB型なので、不安材料があればきちんと言い聞かせて本人の迷いを断ち切るよう指導したらよかったのにな、と思う。つまり気持ちで乗せてしまうというわけだ。

こうやって家に引きこもっていろいろ妄想していると一日が過ぎていく。
さてと、聴かなきゃいけないCDがあるし、読まなきゃいけない本もあるし、サグラダファミリアも作らなきゃいけないし・・・。僕もA型だからなのか、〇〇しなきゃいけない、って決めてしまうのは性なのだろう。
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ペーパークラフト 製作記録【Part3:サグラダファミリア】 その2

先々週くらいから少しずつ進めているけれど結構根気が必要だ。
聖母マリアの塔は少し背が伸びた。基部も作りかけで、まだばらばらで未完成。
この三連休は時間がたっぷりあるようで、フィギュアスケートのNHK杯をじっくり見なければならないので、実はあまり時間が無い。2時間くらい続けて時間がとれて、気分が乗っていたら続きを作ろうかな、といった感じ。


サグラダファミリア 聖母マリアの塔2

佐村河内守「交響曲第一番」

現代日本の作曲者、佐村河内守さんの著作「交響曲第一番」を読んで、どうしてもこの曲を聴きたくなった。アマゾンで注文したが、あと一週間くらいかかりそう。先日、テレビのNHKの特集で彼を紹介していたので、注文が殺到したのだろうか。
この本について、吉松隆さんがブログで評している。⇒こちら
ここに書いてあるように、小さいころから母親にピアノを叩き込まれ、学生時代から作曲家を志して独学で作曲をするのだが、ひどい偏頭痛、耳鳴りに悩まされ(発作と書いてある)、ついには全く耳が聞こえなくなり、さらに頭鳴症、精神病を発症するという壮絶な人生を歩みながら作曲を続ける著者の自伝である。吉松さんはブログで以下のように書いている。

「同情されて自分の音楽が聴かれるのはイヤだ」と書いているが、この書を読んで彼の音楽を公平に聴くことはもはや不可能だろう。それに、表紙にデザインされたスコアのページを見ただけで想像できる晦渋で巨大な交響曲を「聴いてみよう」という人間が現れるとしたら、「音が聴こえない人間が、音でどこまでの構築物を作れるか」という興味が重要なファクターになるはず。それは決して悪いことではない。

そのとおり、すでに僕は、氏の音楽を公平に聴くことはもうできない。最初から、ものすごい期待を抱いている。あるいは、公平に聴いたら、マーラーやブルックナーと同じような曲だな、とだけ思ったかもしれないところを、たいへんな感動とともに聴く終える可能性がある。あるいは、期待を裏切られて残念な気持ちになるかもしれない。この書を読んだことで、どのような感想を持って聞き終えることになるのだろう。

そもそも公平に聴く、とはどういうことか。それは果たして必要なことなのだろうか。音楽評論を専門にしている人や、音楽学を専門にしている人は職業柄、公平に聴かなくてはならないのかもしれない。しかし、人が音楽に求めるのは、作曲技術ではない。感動や(極端な場合には)思想だ。これらは生身の人間だから感じ取ることができるわけで、その感じ方は人それぞれだ。その時の気分や環境や過去のいろいろな感動の経験のすべてが蓄積された受容体としてのその人の耳(脳)が聴くわけだから、公平などというものは考えにくい。
どうせ感動するなら、不公平でも何でも、感動しやすい状況や環境の方がよいのではないだろうか。
吉松さんは、公平に聴かなくてはいけないとは書いていない。公平に聞くことができないことは、「悪いことではない」と言っている。

僕にも好きな曲は人並みにある。マーラーの5番だったり、チャイコフスキーのくるみ割り人形だったり、ドビュッシーの沈める寺だったり、ほかにもたくさん。
それらを聴くとき、あるいは思い出すとき、何かを思い出す。あるいは、過去にそれを聴いたときの感覚や周りの雰囲気や時代のにおいを思い出す。それらを込みで好きになっているのがわかる。おそらく誰でもそうなのではないだろうか。

だから人間やってて楽しいのだ。

(ちょうど今、フィギュアスケートのNHK杯を見ている。アイスダンス。シブタニきょうだいもデービス・ホワイト組は相変わらず優雅で美しい。素晴らしいスケーティング技術の基礎の上で、音楽に合わせた踊りの表現の素晴らしさに見入ってしまう。スポーツと芸術の完全な融合を見ている感じだ。)

名古屋フィル定期演奏会

名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴いてきた。
曲目は リスト作曲メフィスト・ワルツ第1番(レーナウの『ファウスト』による2つのエピソードより第2番『村の居酒屋での踊り』 S.110-2)
シューマン作曲 チェロ協奏曲イ短調 作品129
ブルックナー作曲 交響曲第2番ハ短調[ノヴァーク版]
でした。
指揮は小泉和裕さん、チェロのソリストはヨハネス・モーザー。

メフィストワルツは、昨年からカミさんが弾くピアノ版を何十回となく聞いてきたし、ポゴレリチの神的な演奏も聴いて相当にイメージが出来上がっているので、オケ版の多彩な音色の中にピアノの表現を追い求め探し求めるように聴いてしまう。曲のニュアンスが全く違うと言っていい。ピアノ版では悪魔メフィストと居酒屋といった単語から想像されるまがまがしさや土臭さや、なんとはなしに気だるい表現や熱の入った踊りの様子を一所懸命に読み取るように聴いていたのだが、今日のオケ版の演奏は結構あっさりとして小綺麗な演奏表現に終始していた。そういう曲なのかもしれない。だが、小綺麗なメフィストというのは中途半端である。綺麗ではない。この曲想から綺麗な仕上がりはありえない。かといって、土臭さや踊りの熱やまがまがしさを感じれるかというと小綺麗なので無理である。だから聴いてる方も盛り上がれないし、かといって、意味深な奥深さも感じられないので、自分の聞き違いでなければ拍手は勢いがなかった。

チェロ協奏曲は、ソリストのモーザーさんが断然うまかった。若手だというが、音が深く太く落ち着いていて余裕があり、楽器全体から音が押し出されるように客席に向かって響いてきていた。何しろ音程のコントロールが抜群で、耳心地のよい音色であった。少し上体や頭部を左右に揺らしながらバックのオケと音の交換をしあっている雰囲気を感じさせて、いかにもアンサンブルを楽しんでいる感じで好感も持てた。

ここまでは、指揮の小泉さんは大人しい感じというか、それほど気合いを入れるタイプではないんだなあという印象で、後半はどうなるんだろう、と思って休憩を迎えた。

ブルックナーが始まって、団員の演奏する体の切れが前半とは変わったように見えた。丁寧でキレがよく、かつ、ffでは思い切りの良い音量で迫ってくる。なるほど、小泉さんは、チェロ協奏曲はソリストに任せて、オケの演奏はブルックナー一本に賭けてきたようだ。交響曲第2番はあまり有名ではないとはいうものの、自分は学生時代に一通り聞いているので、耳覚えのあるフレーズが随所にあり、懐かしさとともに楽しめた。金管も最近の名フィルは安心して聴くことができ、最後まで気の引き締まったよい演奏だったと思う。

あとは欲を言えば、感動して胸が打ち震えるような何かが足りない。曲目にもよるのかもしれないが、いや、演奏自体にもそれを可能ならしめる何らかの味付けができるはずだ。定期演奏会だから、とりあえずきちんと演奏しきった、とも言えなくもない。難しいのかな。

秋の空 なんとはなしに献血をした

土曜日は晴れて空にはスジ雲がたくさんでていた。
西の空に収束していくような感じの雲。昔の自分であれば地震雲ではないかと騒いでいたような形だが気味が悪いというわけではないので綺麗な雲の光景としてカメラに収めた。

西の空の雲


今日は午前中ヨガのレッスンを受け、午後は栄方面をうろうろしていた。
街路樹の紅葉もそれなりに綺麗だ。昨日のフィギュアスケートグランプリシリーズロシア大会の男子ショートプログラムで久しぶりに現役復帰したアメリカのジョニー・ウイアーの衣装はなかなか凝っていて、黒手袋の手のひらに赤字の「A」と赤いハートが描かれていたのが印象的だったが、真っ赤に色づいたナンキンハゼの葉っぱを見たときにそれを思い出した。

ナンキンハゼの紅葉

これがナンキンハゼであるということは知らなかったが、名古屋の街路樹のマップを見つけたので、それでわかった。便利なものだ。これから頼りになりそう。

ヨガレッスンに行くいつものルートには布池教会があるので、今回は曇天の2つの塔をパチリ。
(あれ、ツイッタ―とごっちゃになってる! これってだれでも見れるのかな?
今回の、といったのは、前に晴天で撮った写真をブログに載せたと勘違いしてた。ツイッタ―だった)


布池教会の塔

そして雨の中で見かけたお地蔵様に何故かほっこりした感じがあったので写真を一枚撮らせていただいた。基本的に仏様や菩薩様や神様の写真を撮るのはなんだかよくない感じがするのだけれど、これはよいような気がして・・・。お寺の門前にある。含笑寺という曹洞宗のお寺で、名前が善い。信長の父の生母「含笑院」を弔う寺だそうだ。名前の付け方に関しては織田家もなかなか洒落てると思った次第。

含笑寺のお地蔵様


こうやってうろうろ歩きながら途中でラーメンを食べたりして栄の真ん中にくると、雨なのにホコテンをやっていた。人通りが少ないのでゆうゆうと道路の真ん中を歩ける。
と、栄ガスビルのあたりで「献血」しよう、と何とはなしに考えた。ガスビルに献血ルームがあることを前から知っていたが、ここ数年献血してないことを思い出した。今日は時間があるし一人なので自由な日曜日だ。献血しろ!と自分の中で呼びかける声がした。
午前中にヨガをやると午後は疲れて眠くなることが多く、献血なんかすると余計に力が抜けるかもしれないと思ったのだけれど、昼に食べたラーメンのスープが濃厚だったのでちょうどいいか(何の関係もないかもしれないが)と考えながら、すでにガスビルの自動ドアに足を踏み入れていた。

献血手帳はいつも持ち歩いているのが、最近は手帳ではなく書き換え可能なポイントカードと同じ型のスリムなカードになっていて更新してもらった。問診もパソコン画面で自分で回答して自動的に書類に印刷したりしていろいろと改善?が進んでいる。血圧測定、医師の問診、血液検査(血をとっても大丈夫な濃さかどうか調べるらしい)を終えて、本番。それまでに、自動販売機の紙カップの飲み物を無料で3杯飲んだ。誰でもいくらでも飲み放題だし、お菓子も食べ放題なのがうれしい。400ccも血を抜くので水分補給が大事だということでのサービスだが、街ビルや駅構内で見かける自販機と同じタイプでたくさんの種類があって良い。
他の客も(客じゃないか、なんといえばいいのか、献血者でいいか)ジュースやコーヒーとお菓子を持ってソファでくつろぎながら順番を待っている。献血する人はたぶん皆善い人だと思うと、どんな風貌でどんな年齢でどんな服を着ていようと皆仲間みたいな気がして、不思議に気持ちのよい空間だった。
お土産にクリアファイルと卓上カレンダーをもらった。家に帰ったらさっそく娘がクリアファイルをぶんどっていった。

ペーパークラフト 製作記録【Part3:サグラダファミリア】 その1

サグラダファミリアを作る!

まずは聖母マリアの塔、イエス・キリストの塔のパーツから。

作った塔の一部がこれ。これが聖母マリアの塔なのかどうか今一つわからないけれど。これからどんどん作っていく。

サグラダファミリア部品1

キャノンのホームページからデータをいただいた。上の写真の部分はA4一枚の部品でできている。
毎週一枚ずつのペースというところか。

今回、紙はキャノン推奨のマットフォトペーパー(厚さ220μm)を買ってきて使った。厚めの紙なのでしっかりしている。
折り目をしっかりつけるために、今まで使っていた金串の先ではなくペーパーナイフを使うことにした。紙の断面の1/3くらいまで切りこむことによって折りやすくする。厚手の紙だからできることだ。
力の入れ具合をいつも一定にしないといけないが、それをきちんとやりきることが楽しい。そういう性格なんだな、自分は。

接着剤も、木工用ボンドでしっかりつけることにした。部分的にはプリット糊を使う。

建物の場合は人物のような曲面が少ない代わりに細かい繰り返しが多い。接着のむずかしさは無いが切断に時間がかかる。折り目を正しくずれないようにしないと最終的に全体が歪んでしまうのできをつけねばならない。
Kainを作ったときは阿修羅を作った後の遊びのつもりだったがサグラダファミリアはきちんと丁寧に作るつもりだ。

フィギュアスケートシーズンが始まってる

フィギュアスケートシーズンが始まってる。

グランプリシリーズはアメリカ、カナダが終わり、今週は中国。昨日は男女ショートプログラムだった。

これまでの大会の注目選手について一言。

羽生君。 ショートプログラムで95点越えはすばらしい。4回転はもう完全に自分のものにしたように見えた。
しかし、フリーで崩れた。去年までならそういうこともあったが今年は大丈夫かな?と思っていたら、初戦では気持ちのコントロールができなかったのだろうか。次回に期待する。

織田君。 いろいろ不幸な出来事と、自分でジャンプの種類を間違えて減点されてしまう(ザヤックルール違反)などが多くて安定した成果を残せていなかったが、もともと、ジャンプの降り方は世界で一番柔らかく安定してきれいなので、今年こそはどこかの大会でよい成績をとってくれたらなあと思っていた。以前はあまり応援していなかったが、だんだん可愛そうになってきて今年は応援してあげる。

町田君。 去年くらいから上達してきた。踊りがうまい。今年はジャンプも決まるようになった。日本男子はだれが代表になるか混沌としてくる、その一翼をになっている。

高橋君。 昨日のショートは、10月にモロゾフコーチの指導で修正したので練習不足と言っていたが、それなりにまとめてきた。4回転ジャンプが練習でも本番でもきれいに決まってなかったので、少し調子が悪いのかも。それでもトップの点を出してきたのはさすがだ。ステップシーケンスのときの速さ、キレはほかの選手の2倍以上もあるんじゃなかろうか。だとしても点数を2倍つけれるわけではないのでもったいない。今日のフリーにも期待。

浅田さん。 今年のショートプログラムは初めて観た。明るい曲とユニークな振り付けで、よく合っていると思う。冒頭のアクセルはダブルにしてきた。去年まではトリプルアクセルに拘って、直前までトリプルにするかダブルにするか決まらなかったのが精神的に影響してプログラム全体に余裕が持てなかったが今年はダブルに決めているので他の演技に余裕がでてきたとインタビューに答えていた。確かにそのとおり。でも、やっぱり、トリプルアクセルは、できるようにして本番でやってほしい。なぜか。女子は、そんなものでもないと面白くないからだ。男子の4回転もしくは、4回転―3回転コンビネーションに匹敵する大技が女子には無い。勝敗を決する必殺技的な要素が無いのはさびしい。そうでないと、できる人はみな同じような演技構成になってしまい、本番で成功したか失敗したかだけで勝負がついてしまう。ダントツで圧倒的な勝利を見てみたい。まあ、勝手に思っているだけ。
ショートの続き。コンビネーションジャンプは3回転フリップと2回転ループ。フリップは回転不足だった。山田真知子コーチのところで育った人は、ルッツジャンプでエッヂエラーをとられる人が多いが、浅田さんもそのうちのひとり。なのでルッツは避けてるのかも。単独ジャンプは3回転ループにしてきた。これは回りきればそれでよしだから。スピンとステップはいつも安心してみてる。男子では高橋君のステップが世界一と言われているが、女子では浅田さんだろう。なのであとはジャンプ次第だ。おそらく、このプログラムの完成形は、ダブルアクセル→トリプルアクセルへのバージョンアップと、3フリップ+2ループ→3フリップ+3ループへのバージョンアップだと思われる。3-3は昨シーズンのエキシビジョンやアイスショーで試していて成功したこともあるので期待している。

村上さん。 ジュニアのころから中部選手権や愛知県大会を見に行って応援していた。狭い世界ではダントツにうまかったが、世界の中ではまだ演技に粗さが見えてしまう。もともと音楽に対する身体の反応は抜群なので、テンポのよい曲にうまく乗っていけば調子よく滑れるとは思う。踊りのレベルをもっと上げることを考えた方がよい。アイスダンスの人に教えてもらうか、バレエを習うか。(もうやってるかもしれないけど)。

宇野君。  ジュニアの大会にでてるのかもしれないけど、情報不足。背は高くなったのだろうか。去年、140センチ台だったが、今年はどうだろう。トリプルアクセルもできるようになったかね?踊りはうまいので(高橋ジュニア!?)、身体を大きくして、ジャンプで見せて欲しい。

外国選手。 個人的には、ロシアの3人が気になる。トゥクタミシェワ、ソトニコワ、リプニツカヤだ。
トゥクタミシェワは去年大活躍したが、今年はお年頃で体型の変化があるみたいで、ジャンプのミスが目立った。踊りは上手いので何とかこの時期を乗り切ってほしい。ソトニコワは去年がその時期だったのではないかと勝手に思っている。ジュニュア世界一になったが、シニアの大会ではトゥクタミシェワに追い抜かれていた。今年は初戦でそこそこの位置につけたのでこれからが楽しみだ。14歳のリプニツカヤがシニアデビュー。去年の世界ジュニアを見たときびっくりしたが、身体が超柔らかい。見たことのないビールマンスピンをやってくれている。つまり、足を後ろに反った姿勢で上体もほとんど直立しているのだ。後ろぞりで身体が二つに折れてる感じ。うちではそれ以来、軟体動物と呼んでいる。昨日の中国杯ショートプログラムでも柔軟性を見せつけた。ジャンプも皆きまってトップの成績。ステップはまだエッヂが浅いらしいが14歳なので先が怖い。
男子では、久しぶりにアメリカのジョニーウィアーが復活。女性的な彼は身体の線が美しい。果たしてブランク開けで世界の強豪に立ち向かえるのか、期待したい。

というわけでしばらくは毎週のようにテレビでフィギュアスケート観戦だ。テレビの放映は、有名でない選手をあまり映すことなく、注目選手の過去情報なんかをやってあおる時間が多く、いつも辟易しているのだが、我慢してみるしかない。テレビ朝日系列では、松岡修造の応援解説があって、これも時間がもったいないので最小限にしてほしいし、フジテレビは、相変わらず女子の演技のアナウンサーが去年と同じだとしたらとても耐えられない。ほかのまともな人に代わってくれてるといいけれど。

アナウンサーが要る理由がわからない。解説だけでいい。解説もなくてもよいくらいだけれど。ジャンプの種類くらいはだいたい見分けられるし。副音声で会場の音だけ、という放送もあるので、そのモードでみようかな。
うんたらかんたら、うんたらかんたら・・・

ペーパークラフト 製作記録【Part2:Kain Highwind】 その7

 今度こそ完成~!!!  \(◎o◎)/!


DSC02373_convert_20121103141507.jpg


槍が思った以上に長かった。

一番雑に作ってしまった。 実は、先端としっぽの飾りが上下逆転してしまっている。しかも、中央の直線部分がなぜか徐々に捩じれて端から端までで45°も角度が変わってしまった。

そんなことは遠くから見たらわからないので良しとした。

さて、もうやることはない。

置くところが無い。困った。  だれか欲しい人がいたら譲ってもいいんだけど・・・、 

雑だからなあ・・・

恩師が叙勲

秋の叙勲の時期である。
今朝の新聞に叙勲決定者が細かく並んでいたので、だれか知っている人の名前があるのではないかしらん、と思って端から順に見ていったら、小学校時代の恩師の名前を見つけた。

恩師は現在70歳だが、私が小学校4,5,6年の担任をされていたときは若々しかった。当たり前か。
田舎の小学校で一学年一クラスだったので、この3年間をともにした同級生と先生との学校生活はおそらく自分という人間の形成に大きく影響したに違いない。

卒業後10年以上経ってから聞いた話だが、当時先生は私たちに実験的な授業をしていたのだそうだ。実験といっても国語の授業の内容なのだが。教科書を読みこむとか漢字を覚えるとかではなく、文章の構成を分析する訓練を独自のプリントを使って行っていた。当時はそれが当たり前に思っていたが、ほかのクラス、ほかの学校では普通ではなかったらしい。起承転結に分けましょうといったレベルよりさらに一段深いレベルで、文章構成と内容のつながりの重要性を教え、毎週のように作文を書き、必要な構成になっているかを客観的な尺度で点数付けをしてくれた。点数はお花マークで表現された。必要な要素を花の各部位で表すのだ。地面の下の3本線、茎、葉、花の芯、花びらの数がそれぞれ文章に必要な要素に対応し、すべて備えた文章には立派な赤い花が咲いた。
考えてみれば、作文というのは、何か言いたいことを他者に伝えるための手段であり、どう伝えれば納得してくれるかということが重要である。だから、うまい作文に共通する特徴を先生は分析して整理し、必要な構成要素とその順番をまずは基本として定式化されたのだと思う。それを小学生の我々に実践で教えようとした。
はたして、その結果はどうだったか客観的な評価を得る機会はついになかったが、たぶん、今の自分に大きく影響しているんだろう。

先生は実によく怒った。叱るというより起こった。ハリパンといって平手で頬を叩かれた。といっても私は3年間で一度だけ軽くだったが、ほかの悪がきは何度も叩かれた。若さゆえか、態度の悪い生徒には腹が立ったのだろう。これも20年後に聞いてみると、さすがに反省されていた。ただ、ハリパンを食らっていた奴らは誰一人先生を恨んではおらず、卒業後、先生と会えば、仲良く思い出話にしてしまっていた。皆、自分が悪いことはわかっていた。叩かれても復活できないほど精神的に弱くはなかった。

さて、そもそも叙勲てなんだろう。ちゃんと知らなかったので調べてみた。
叙勲と褒章の違いもわかってなかった。
今、会社のとなりに座っている大先輩は紫綬褒章を受章された方なので、叙勲と褒章の区別も知らないと白状したら怒られそうなのだけれど・・・。

叙勲は、旭日章とか瑞宝章というやつで、国家又は公共のために功労のあった方を対象に発令される章であり、つまり、長年ご苦労様という感じ。

褒章は、様々な社会的分野において事績の優れた方に授与され、紅・緑・黄・紫・藍・紺綬褒章というふうに6つの色で区分けされている。それぞれ、
 ・自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方
 ・自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著な方
 ・業務に精励して衆民の模範である方
 ・学術、芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい方
 ・公衆の利益を興した方又は公同の事務に尽力した方
 ・公益のため私財を寄附した方
とのこと。

ちょっとは勉強になった。

で、恩師は叙勲のほうで、瑞宝双光章だった。瑞宝章も6段階あるんだそうだ。勲章の大きさや材質が違うみたい。いずれにしろ目出度いことである。長生きされなかったらもらえないし、そういう意味でも喜ばしいことである。

先生、おめでとうございます!!!!