直仁の「善き人のための」研究室

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テレプシコーラ 完

山岸涼子先生のバレエ漫画「テレプシコーラ」が完結。

第2部最終の5巻を昨日買ってきて、涙しながら2回続けて読んでしまった。

山岸涼子先生の漫画は「日出る処の天子」を始め、「青の時代」や短編集が好きでよく読んでいる。

テレプシコーラはこれらの話とは雰囲気の違う、スポコン的要素もあれば、ガラスの仮面的要素もあるバレエ漫画であるが、部分的に「怪奇」趣味的な場面があって、独特の陰りのある冷たい目線や表情はいかにも山岸先生らしいと思って妙に安心する。

しかし、涙したのはそうした場面ではなく、ちょっと弱弱しげな(才能のある)主人公が頑張って、それでも風邪で体調を崩してコンクールを棄権してどん底の気持ちだったところで思わぬ特別賞をもらってしまう、お定まりのストーリーにである。単純といえば単純だが、そんなストーリーでも泣かせてしまう上手さが山岸先生の手腕だろう。

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