直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

美味しい時代

会社の連休最後の日なので、ということでもないが、カミさんと一緒に街に出た。
名古屋駅の高島屋の本屋に行きたいというので10時過ぎに行き、20分ほど物色した。欲しい本はいつも品切れで、いつか図書館で読もうと思っている。カミさんは珍しく5冊も本を買った。決めていて、そのとおりのものが買えて喜んでいた。11時少し前だったので、タワーズのレストラン街に行った。開店は11時だから、どこでもすぐに入れる時間だ。中央にポール・ボキューズのブラッセリーがあったので、カミさんが入ってみたくなり、ここに決めた。ポール・ボキューズと言えば、フレンチの巨匠で、トロワグロと並ぶ有名なシェフである。名古屋では栄の松坂屋にジョエル・ロブションのレストランがあって入ったことがあるが、名駅にも有名なシェフの店ができて嬉しい限りだ。ブラッセリーというのはフランスの庶民的なレストランのことだそうで、確かに今日の店は、気楽に入れる雰囲気だった。ランチなので、3000円未満で十分楽しめた。野菜のスープは美味しく、自分で自由に入れられるクルトンがついていて、このクルトンがチョイカリでサクッとそれでいて柔らかくなんとも言えない歯ごたえでとても美味しかったのでたくさん入れてしまった。メインは牛ステーキにしたが、これはシンプルな歯ごたえのあるステーキだった。ソースがあっさりしていてランチにはちょうどよかった。デザートに頼んだチョコレートのトルテ フォンダン風は期待通りの美味しさだっだ。もともとチョコレート好きな自分ではあるが、チョコレートの食べすぎはよくないと何故かいつも頭の隅にあって、できるだけ他のものを選ぶようにしているが、今日はストレートにチョコレートにしてみたかった。表現は難しいが、チョコレートきつい味ではなく、口の中に苦みが残らない飽きのこない美味しさだった。ローソンのプレミアムロールケーキのチョコレート味より美味しい、と言ったら、比べるのが可哀そうとカミさんに言われた。そりゃそうかもしれないけど、そりゃそうだな。
付け合わせのフランスパンは真っ白でなく、小麦の味がして美味しかった。
料理全体の雰囲気はオーソドックスでシンプルな感じだった。栄のロブションの店は、赤と黒を店全体やテーブルや食器に配したモダンで大胆な雰囲気で、料理も斬新な盛り付けや味付けだった記憶がある。どちらも美味しかったことには変わりは無い。本当なら、ディナーも食べ比べたいが庶民の懐は厳しい。いつか機会があればということで・・・

食べ物といえば、最近は何を食べても美味しい。まずいというものが無くなった。子供のころ、確かにまずいものがあった気がする。腐ったものも間違えて食べたこともある。家で採れた野菜が中心の田舎暮らしでは、不作の時や時期外れの野菜はあまり美味しくなくても当然で、それが普通だった。しかし、時代は変わった。いつでも新鮮なものが食べられるし、加工技術も進化し、料理のレシピも進化し、かつ、書籍やインターネットで広まり、美味しい食材で美味しいレシピで食べるのが当たり前になってしまった。
ラーメンひとつとっても、昔はあまり美味しくない店もあったが、本当に最近はどの店もこだわりのスープとか麺とかで美味しい。そういう店が当たり前になった。いい時代である。

僕は子供時代から給食をまずいと思ったことが無い。今の時代の給食はずいぶん工夫してあって本当に美味しいらしい。けれども、僕らのころは不味いという子が多かった。そんな中で僕も妹も給食が好きだった。不味いと思ったことは一度も無い。そんな僕らだから、今の世の中は超美味しいものだらけである。

幸せな時代である。
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