直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

回復志向

前回、プラモデルやペーパークラフトを作るのが好きだと書いた。これらはすべて他人が設計し、部品や型紙を制作したものを、ただ、マニュアルに従って組み立てるだけであり、オリジナリティや創造性もない作業である。そんなことを時々考えて、創造する側に回れたらよいのにと思うこともあれば、しかし、たぶんそんなことは自分には向かないのではないか、とも思っていた。
最近、読んだ「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」という本に、人は誰でもある種の才能=「無意識に繰り返される思考・感情・行動のパターン」を持っていて、それはなかなか変わらないのだと書いてあった。書の主旨は、そんな才能を客観的に明らかにし、才能を強みとして強みを伸ばすことに力を尽くそう、その方が弱みを克服するより成功する確率が高いというものだが、それは脇に置いといて、まず、自分の才能とは何か診断してみた。この本に書いてあるパスワードを使うと「ストレングスファインダー」のURLから診断テストを1回だけ行うことができる。百問以上の質問に5段階で答える、性格診断のような感じもしたが、とにかく結果として5つの才能=強みのキーワードがでてきた。その最初のひとつが「回復志向」であった。問題を解決することが大好きで、物事を本来あるべき輝かしさへ回復させることを素晴らしいと感じるという志向だ。そう言われてみるとそうだ。プラモデルやペーパークラフトもばらばらになっている部品を本来あるべき姿に組み立てる(戻す)作業と言える。思えば、自分の体については昔からとにかく回復させたいことばかりであった。

まずは視力。高校3年から近視になり、視力回復の本や道具やビデオをいくつも買っては試した。長続きしないのが欠点で、同じようなものを幾度も繰り返し購入してしまったが・・・。次に、頭髪。かなり薄くなっているが、やはり30代のころは気にして、育毛剤や発毛剤(ロゲインなど)試した。もうあまり考えなくなったが、髪の回復には力をある程度そそいだ。花粉症もそうだ。治したくて、減感作療法を5年間くらいやって、少しは楽になった。ヨーグルトが効くと聞けば毎日食べるようにしたし、ほかに効くものがあると聞けば試した。

体の歪みも直したい。4年ほど前、急に右肩から右手指先まで痺れるような痛みを感じることがあった。脇腹の筋肉がぴくぴく痙攣するし、字を書くと腕の筋肉が痛くなった。異常な状態が2週間ほど続いたので整形外科に行ったがはっきりした原因もつかめず、たまたまネットで見つけた「上部頸椎カイロプラクティック」に行ってみた。偶然にも自宅から歩いて5分のところにあったのだが、運のよいことにこの施術が効いたのだ。詳しくは述べないが、頭蓋骨と、それが乗っている一番上の頸椎とがずれていると、その下の脊椎から腰椎までが重心を保つために無理な形に傾ぐのたそうだ。肩の高さや腰の高さが左右異なっている人は多いが、その原因が頭蓋骨の上部頸椎からのずれであることが多い。これをほんの一瞬の施術によって修正する。そうすると、体の歪みが原因で圧迫していた神経が緩み、しびれや痛みが取れるという理屈だ。実際、施術して3日目に痛みが無くなった。これほどはっきりと症状が取れる体験をすると、この施術の理屈が正しいと考えざるを得ない。以後、体の歪みも直したいと思うようになり、半年、一年してなんとなく体が歪んでいるような気がすると、メンテナンスのために施術を受けにいくようになった。

いろいろ書いたが、要するに、回復志向の診断は正しいようだ。家電製品や家財道具が壊れたら、とにかく何とか修理して元通りに使えるようにしたいと必ず思う自分がいる。直したいのだ。自分の名前はchokjin=ちょくじん=直仁=なおすひとなのだ。なんとまあ、自分の「才能」は初めから名前にあったんだと、ようやく気がついた次第である。
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