直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

アフターダーク

村上春樹のアフターダークを読み終えた。
予想通り、あっという間に読み切った。
面白かった。たった7~8時間程度の夜の間の話だけれども、
事件らしい出来事やら、人と人の出会いやら、打ち明け話やらが満載で
次から次へと登場人物への興味は尽きない。
しかし、澄ました小説だと思った。
でてくる人は皆賢い。頭がいいというか、会話力に長けている。会話がオシャレな名優ばかりなイメージだ。
どの人も会話がスタイリッシュでスマートで個性的である。
だから、村上春樹の世界には僕はお呼びでない感じがする。

心理的な深みというか、心の機微というか、そうしたものまでオシャレに感じるし、流石に簡単には消化できないところもあるが、それを見てることに心地よさを与えて呉れる小説だ。だから、あとから思い出して楽しめる。

にしても、話はさらに単純だけれども心が躍る上橋菜穂子さんのファンタジーの方が好きだ。
小説ははやり心踊らなきゃ、と思うのである。

でも、次も村上春樹を読むだろう。ねじまき鳥クロニクルをね。
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