直仁の「善き人のための」研究室

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地震履歴を振り返る

東北地方でいまだに余震が続いていて、被災された方を始めとして皆さんまだ不安な日が続いていることと思います。
ここ愛知県では、ほとんど揺れを感じません。会社の建物は振動に弱く、近くをトラックが通っただけで揺れるので、愛知県で震度1すら観測されていなくても、東北の沖合で比較的マグニチュードの大きくて震源が深い地震が発生すると揺れます。3月以降、会社で仕事をしていると、たまにそのような長く緩い揺れを感じて、ハッと身構えることがありました。
Yahoo天気予報の地震情報のサイトには、日本全国の過去5000件の震度1以上の地震の発生時刻、震源地、震度の情報が掲載されています。
そこで、いろいろと調べてみました。
(1)毎月の地震の回数
東北の地震が発生する前は、毎月、ほぼ100件程度の地震が発生していました。3月以降はほぼ800件くらいに増えています。少なくとも、回数だけを見れば、3月、4月、5月、6月は同じような回数の多さで推移しています。もとの月100件レベルには戻っていません。
(2)毎日の地震の回数
3月11日より2週間くらいまえからの毎日の地震の回数を調べると、3月8日まではほぼ一日3~7件というペースです。3月9日に三陸沖を震源として震度5弱がおきて、その後20件くらいの小さな地震が起きています。それまでの毎月、毎日のペースから考えると、異常に多いように見えますし、三陸沖だけで頻発しているのも平時とは明かに異なります。3月10日は少し減りましたが、結局翌11日にあの大地震が発生しました。
3月9日の異常は11日の予兆だったのかもしれない、と後から見ると考えられなくもありません。
(3)愛知県の地震
3月以降、愛知県が震源の地震は皆無ではないだろうか、と思って調べて見ると。5月に1回だけ震度1の地震がありました。しかし、この4カ月で1回という異常な少なさです。3月11日以前もそれほど多いというわけでなく、2か月に1回くらいは、震度1,2程度の愛知県が震源の地震が起きています。
このところの愛知県震源の地震の無さ加減は却って不気味な感じがします。

短期間のデータから何かしらの法則がわかるわけでもなく、揺らぎの一傾向を持って、根拠のない推論を展開したがるのは人の癖と申しましょうか。どうしても共通点や傾向を見つけ出して関係付けたがるのは人の本性と言われます。ですから、ここまで述べたことから次に何かを予測できるということはおそらく無いでしょう。

これから30年以内に東海地方で大地震が起きる確率は87%と言われていますが、これはどういう意味なのか?1回起きたら、その時点で100%だし、30年間起きなかったら、0%だし、どっちかしかないのだけれど。パラレルワールドが100個あったとしたら、そのうちの87個の世界では東海地震が起き、残りの13個の世界では起きないということならわかりやすいけれども、この世界はどっちなのでしょうか?地震が起きる側の世界の一員である確率が87%ということでしょうか。しかし、そんなこと言われてもちっとも理解は前進しません。

結論:地震は起きると考えて、起きた時の被害をできるだけ少なくできるよう普段から備えておくこと。これしかないでしょう。
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