直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

夏の雲

窓から空に目をやると
夏の雲が流れている
もっこりとした綿菓子のような白い雲が隊列を組んで

その速さは目でわかるほどに速く
南から北へと進んでゆく
雲はほぼ全天を適度な隙間を作りながら隊列をなしている
隊列が皆同じ速度で眼の前を右から左へ進んで行く

ところどころ雲の隙間の空には刷毛で掃いたような薄い雲が
いかにも上空でござるといわんばかりに動くことなく優雅に空の青を透かしている

それだから下層の白い夏の綿菓子雲達が低空を一定の高さで
ずーんと進んでゆくのが余計に目立つのだ

雲が流れるのを見ていると時間が過ぎゆくのを知覚する
今時間が過ぎている
さっきから今へ
今から次の今へ

その連続の果てに期限は無いようだが
さて自分の時間に期限はあったのではないか
何時には何かをして
何時には何かに移り
何時には何かを考えなくてはならない
という期限

雲の流れに表現されている時間と
この先の自分の行動を支配している時間は
ひょっとしたら全く別物ではないだろうか

それは流れる雲の上の遠い青空に吸いこまれてみたいという願望なのかもしれない

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