直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

箱根出張

箱根のホテルで会議をするというので、出張で芦ノ湖へ行った。
泊ったのは箱根園レイクサイドアネックスホテル。会議はザプリンス箱根。レイクサイドアネックスは東京都内のホテルと比べれば値段が高めのわりに、部屋のグレードは普通のビジネスホテルと同じだった。違いは、窓から芦ノ湖がよく見えることくらいだろうか。

このプリンス系列のリゾート施設の周辺には、駒ケ岳に登るロープウエイの駅と遊覧船乗り場に隣接して土産店などがあるくらいで、レストランや喫茶店も無く、夜に少し呑みたくなってもそうした場所は全くない。夕食のために元箱根の街にタクシーで行ったが、そのあたりのタクシーは夜になると一台しか営業していないとのこと。元箱根の街は昼間はいくらか賑わっているが、夜は外出して呑んだり何かを楽しんだりする場所が無いということらしい。

観光地としては、できるかぎり不要なものを削り落した自然派の場所と言えるのかもしれない。最近の観光客は一日ゆたりと自然の景観を楽しみ、夜はホテルのレストランで料理を楽しみ、あとは深酒もせず、静かに部屋で身体を休めるというパターンなのだろう。温泉街で遊びたい人は、箱根の中でもそれができる街に泊るのだろう。

で、期間中、非常に天気がよく、遠くは靄っていたが富士山も見えて楽しむことが出来た。
朝早く起きて露天風呂に入ってゆっくりし、遊歩道を散歩した。芦ノ湖の湖畔に沿って進む遊歩道には朝は誰もおらず、野鳥のさえずりがうるさいほどに森に響いていた。何種類もの小鳥がいるようで、美しく音のふくよかなさえずりは耳に心地よかった。枝にしばしとまる小鳥たちの写真を撮ってみた。コンパクトデジカメをズームいっぱいにして狙うので、なかなかピントが合わない。緑色の身体に赤色の嘴の鳥をカメラに収める事ができたが、彼等は何という名の鳥だろうが。自然の中にはいつでも楽しみが見つかる。この周囲何kmの中に自分しかいないという感覚もあって、世界がとても独立している、というか、自分がここにいることの不思議、というものを感じた。他人と一緒では絶対に味わえない感覚である。
こういうちょっとした経験は全く予定外の、ほんの小一時間の自由時間に手に入れることができたものだが、そのことが続く一日、一週間の生活の基底部に沁み込むのだ。
ま、行ってよかった、ということだ。

DSC01095_convert_20111029161538.jpg

SN3N0064_convert_20111029161142.jpg

DSC01072_convert_20111029160246.jpg

DSC01048_convert_20111029161007.jpg
関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。