直仁の「善き人のための」研究室

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人の気配

1月24日日本経済新聞の朝刊に、人の気配は生体電位を感じるからであるというようなことが書いてあった。詳しくは、例えば、以下を参照されたい。
http://d.hatena.ne.jp/bragelone/20100124/p1
人や動物、植物、つまり生命体は生体電位を持っているとのこと。東大の滝口淳教授という先生がその計測をしている。人は歩くと大地と電荷のやりとりをして生体電位が変動するそうだ。
電磁気学の理論によれば、電位が変動すれば電磁波がでるはずじゃなかろうか。
電磁波の進行速度は光の速度である。
もし、人や動物がその電磁波を感受することができるなら、ほぼ瞬時のはずだ。したがって、人の気配、動物の気配は、音よりも早く感じられるはずである。もちろん、感受する生体中のセンサーが感じた信号を脳が理解するまでの神経細胞を伝達する電気信号は光より遅いから、本当に瞬時に感知することはむりだろうけれど。
先生によれば、他者の生体電位を感知する部位がひとにもあるらしい。体毛中の産毛のような細い毛の先や内耳だそうだ。敏感な人は、他者の気配を微小な電位の変化として感知できる、ということのよう。

はあ、そこまで来なすったか。
気配を感じるというのはひとの一種の超能力だと思っていた方が面白かったかもしれない。
もちろん、生体電位が100%その正体だと証明されたわけではないと思う。他の感じ方がないという証明は困難だろう。しかし、いままで謎だったものの一部が物理的な作用で説明できてしまうと、少々さみしくもあり、楽しくもある。

人の場合、心の動揺のような内的な変化は、血流などにも影響するから、生体電位も変動するのではなかろうか。
集団心理というやつも案外この生体電位の伝搬が原因のひとつということはなかろうか。
誰かが興奮すると、単にその様子を見聞きしたことだけでなく、生体電位変化も感知し無意識のうちに自分の生体電位を変化させ、血流などにも影響するということはないだろうか。勝手な推測だが、東大の先生の研究も心理、感情の変化と生体電位の変化や他者への影響についても進んでいくと面白いのだが。
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