直仁の「善き人のための」研究室

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誤り続けた人生51年

ペーパークラフト作製日記 弥勒菩薩つづき2

先週は忙しくてできなかったが、今日は少し進んだ。下半身のひざ下の衣のひだの部分。
ひだひだのすべてを紙で表現しているわけではなさそうだ。大きなひだに絞って実際に凹凸を繰り返す。小さなひだは印刷でごまかす。でも、離れてみれば十分立体的で、なかなかのものだ。

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少し斜めから。
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右足の下、左足の後ろの辺りの衣の襞がなかなかリアルだ。この工程はまだまだ続く。お尻から下のほうが残っている。

頭部や手も難しかったが、下半身は工程の長さと全体が歪無くつながらなければならないところが難易度高いようだ。もう少しで終わるので頑張ろう。

さて、実は先々週の作業で右手親指がしびれる感覚があり、腱鞘炎になりかけているのではないかと疑った。翌日には治っており、会社に行って仕事をしている平日はなんともない。鋏で展開図の部品を切り取る作業をしなければ大丈夫だった。

しかし、鋏で紙を切るだけで腱鞘炎になるのか。朝から晩まで切り続けているわけではない。ある程度切ったら、折って貼るという作業になるので、作業全体の1/3くらいの時間しか鋏を握っていない。細かく、切り取り線にきちんと沿って切るために余計な力が入っているのだろうが、それでも腱鞘炎になるほどのことなのか。
もしや鋏の持ち方が悪いのではないか、と思って、ネット検索をしてみると、なんと本当に間違っていることが判明した。
ああ、なんということだろうか!鋏の持ち方などどいう基本的な所作が間違っていたなんて!
驚きとともに愉快でもあった。いったいいつ僕は鋏の持ち方を覚えたのだろう。誰から教わったのだろう。全く記憶がない。箸や鉛筆の持ち方もボタンのかけかたも紐の結び方も覚えていない。何となくだが、鋏の場合は勝手に自分で使い始めたような気がする。

鋏の持ち方。
まずは間違っていたその持ち方とは、親指と人差し指と中指を指孔に入れていたことである。次いで、親指を深くいれてなかったこと。この2点。
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あとから考えれば、親指に相当負担がかかるような持ち方である。
正しくは、①親指を動刃穴(指孔のひとつ)に深くいれる(付け根まで)、②もうひとつの指孔に中指と薬指を入れる、③人差し指は添えるだけ、だそうだ。
こんな感じ。
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細かい作業をするのだから、ピンセットでつまむようなイメージの間違った方の持ち方の方が精密に動作するような気がするが、鋏を手のひらで握るような正しい持ち方の方が実は安定して切りやすい。切る先がふらつかないのだ。そして、切ってみてわかるのは、親指の負担が明らかに少ないのだ。

正しい持ち方をしっかり解説しているのは、美容師さん向けのサイトだ。ただし、ここでは穴が小さいので中指と薬指を両方入れることはできない。美容師さんや医師の場合は薬指を入れる。普通の紙切はさみ、工作用はさみは、子供にどうやって教えるかということで解説されている。保育士さんなんかは、きちんと教わっているみたいだ。

鋏の正しい持ち方くらい当たり前に知っていると思っている人が大半なのかもしれない。けれど僕はこれまで人生51年、鋏の正しい持ち方を知らなかったわけで、こんなささいなことだけれど、同類がいたらうれしいなと思ってここに書き付けた次第。
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