直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

原田マハさんの小説が好き

今年は、原田マハさんの小説にはまっている。
マハというペンネームは、ゴヤの絵「裸のマハ」からとったらしい。自分とほぼ同い年の女性だ。
(最近、自分とほぼ同い年の人が気になる。佐村河内守氏もそうだったので応援していたのに・・・・)

最初は日経新聞の書評で「太陽の棘」がよいというので読んでみた。それから、過去の作品を図書館で一冊ずつ借りては読んでいる。それら作品は次のようなものだ。

・太陽の棘
  終戦直後の沖縄の洋画家達の話

・ユニコーン
  ジョルジュサンドの話 フランスの豪華なタピスリーを題材に

・風のマジム
  沖縄 南大東島のサトウキビで国産ラム酒を作る話

・カフーを待ちわびて
  沖縄に住む人の甘酸っぱい恋愛の話

・楽園のカンヴァス
  ルソーの絵画を巡るミステリーっぽい謎解きの話

・翼をください
  大戦前に世界一周をした国産プロペラ機の話

・まぐだら屋のマリア
  どこかの村にある食事処に身を寄せた元有名料亭の
  板前見習いの話

・生きるぼくら
  古民家に住むおばあちゃんと一緒にコメを作る話

・永遠をさがしに
  チェロを弾かなくなって、母が離婚して離れ、
  母が難病と知り、再びチェロを弾く話

話の中身は正しく表現できていないが、そこに説明していない多くの出来事と人々の絡みがそれぞれ胸を打つ、どれも素晴らしい作品ではずれはないと思う。

よくよく考えてみると、絵画、音楽、食べ物(お酒も含む)が絡んだ話が多い。食べ物やお酒の話を読んでいると、食べたり飲んだりしてみたくなるし、絵画や音楽は実際にそれに接したくなる。それらを楽しませながら人生を切なく温かく、最後は明るく導いてくれる話は読後感がすこぶる善い。

事実を元にした作品も多い。取材力と理解力と表現力に脱帽する。こんな人が世の中にいるのだなあと感心する。
上橋菜穂子さんのファンタジーも、その世界の構成とルールの緻密さに関心するが、違った種類の凄さではあるものの、頭の中がどうなっているのだろう、この人たちは、と羨望が絶えない。

原田マハさんの小説は、この調子ですべてをきっと読んでいくに違いない。








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