直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

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名古屋 文化のみち 散策 いいものを見た

寒さも一休み。なので、ダウンジャケットではなく、黒の革ジャンに夏向きのストールを巻いて出かけた。

まずは、今週で閉店する近所のパンケーキのお店。
客の入りは良いのに、やりたいことがあって店を閉じるんだそうで、
だったら、閉じる前にあれを食べておかなくちゃ、と思って行った。
フルーツいっぱいのパンケーキ、1300円!
ほれぼれする彩りのフレンチのお皿のような美しい盛り付け
やわらかい味のパンケーキと味が強すぎないフルーツ、メープルシロップに生クリーム

美味かった!
もう来週からは食べられないので今日一番の(あるいは二番の)満足。
カミさんが注文したクレープシュゼットも美味しかった。クレープにオレンジソースとオレンジ果肉の相性抜群。
これももう食べられないのね・・・

朝食昼食兼用ではあったものの、糖分とりすぎなので歩くことにした。

向かったのは、名古屋文化のみち 撞木館

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しゅもくかん と読みます。井元さんという陶磁器の輸出を手掛けた方が大正末期から昭和初期に建てた家だそうです。これがとても品が善いので、たくさん写真を貼ります。井元商会は、瀬戸で焼いた無地の陶磁器に絵付けをして名古屋港から輸出していたそうで、小さな会社だったようですが、名古屋城の周囲にそうした店が100件以上もあったそうです。名古屋で陶磁器といえば、ノリタケですが、大企業とは違って、中小のそうした商店は集まって組合を作っていたそうです。競争していたのではなく、市場が重なることなく、うまく共存していたとのこと。瀬戸や多治見の陶磁器産業、それに、森村組から始まった陶磁器、セラミックスの大企業とはまた別に、こうした輸出専門の中小企業があったとは知りませんでした。輸出専門なので、デザインはすべて「ジャポニズム」。外国人がイメージする「ジャパン、日本」の雰囲気を感じさせるデザインは、今見るとなかなかお洒落です。

今日は、名古屋提灯の展示もしていたので、それも花を添えていましたが、このお宅の照明器具や襖の引手が洒落ています。そして、ステンドグラスも。派手さのないシックで和洋折衷のデザインは、木と漆喰の洋館と純和室にそれぞれマッチしていて、日本人の粋を見るよう。

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(玄関を照らす淡い青の照明)

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(廊下の照明。シンプルで飽きがこないデザイン)

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(蝙蝠の引手。日本人にとって蝙蝠は善い存在)

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(カフェの雰囲気。天井の照明もシンプル)

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(カフェの窓の上にあるステンドグラス)

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(名古屋提灯。なかなか綺麗)

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(庭のモミジの最後の紅葉)

ボランティアスタッフのお爺さんがたくさんいろいろ解説してくれて、クイズも出してくれて楽しむことができました。ただ見るのではなくて、由来を聞き、探し物クイズで部屋の隅々まで目を向けることによって、建具の善さを存分に味わえた。

カフェで、オーガニックココアを飲みました。やわらかい甘さのココア。美味しかった。ここはコーヒーもココアもショップのチョコレートもフェアトレード製品で、しかも手の込んだ工程で作られているので、味わい深いのでしょう。お土産に買ったチョコレートは一口食べただけで十分に幸せな気分になる逸品でした(ウィンターチョコレート)。これはお奨めです。

撞木館を出て、二葉館に参りました。こちらは川上貞奴と福沢桃介が住んだ豪勢な館です。ステンドグラスがすごい!一番大きいものは載せませんが、これらなんかも家の中の位置と合わせて味わい深いものです。

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このあと、バスで久屋大通へ行き、河合楽器でカミさんがラヴェルの「ラ・ヴァルス」(ラピュタの滅びの呪文ではありませんよ)のラヴェル本人による1台のピアノのための楽譜を買いました。これを弾いてくれるのが楽しみです。

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