直仁の「善き人のための」研究室

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ホテルのランチブッフェに感心

娘が明日成人式に出るというので、前日の今日はお祝いにちょっと贅沢な食事をいたしました。といっても、いつも行くフレンチのお店は年末に家族忘年会をやったばかりなので、カミさんの提案でホテルのランチブッフェをいただきました。

かなり前のことですけれど、某観光ホテルや某ウエスティンホテルのブッフェはそれほど感心しなかった経験がありましたので、今までいただいたことのないホテルに参りました。もちろん、前のホテルのお料理は不味かったわけではありません。それなりに美味しかったとは思うのですが、感激とか喜びとか、期待した時間、空間を過ごすことができませんでした。
もしかしたら、今は時代も変わって満足できるレベルになっているのかもしれませんが。

名古屋駅のホテルの52階にあるレストランです。隣にはフレンチの高級料理店がありますが、さすがにそこはランチといえど相当な覚悟が要るので考えませんでした。

料理は、基本、洋食で、鮪やカジキ、タコ、イカ、エビなどを使った冷製料理、5~6種類の野菜に8種類くらいのドレッシングを組み合わせられるサラダバー、3種類のパン、パスタ、ピザ。温製料理は、ローストビーフに、白身魚、鮟鱇、ビーフ、鶏肉、豚肉、イカなどを食材としたお料理、スープはミネストローネ。トマト味がベースの野菜カレーに蒸野菜。デザートは、6種類のケーキとクッキーやフルーツ、チョコレートファウンテン(バナナとマシュマロ)でした。

イセエビとかアワビとかウニとかフォアグラとか、鯛とかヒラメとか、そういう高級食材はありません。上に書いた食材はごく普通に目にし、口にするものばかりです。サラダも、2種類のレタス、キュウリ、プチトマト、ニンジンの千切り、水菜です。

これは、まさに食材の選定と味付けの腕が問われるということです。そして、いちいち感動する美味しさでした。
キュウリひとつ、プチトマトひとつとっても、そのものが美味しい。生の魚も新鮮なのは間違いなく、味付けに使っているオリーブオイルの口の中に広がる香りも心地よい。温製料理も、それぞれのソースが美味しく、魚介のリゾットもカニのクリームパスタもチーズたっぷりのピザも、どれも街中のイタリアンレストランに劣らないものでした。お腹が一杯でもおかわりが欲しくなる逸品達でした。見ただけではわからない、ということです。お値段がお値段でしたから、料理も凝ったものなのだろうと期待していましたから、リゾットやパスタ、ピザなどは、見ただけでちょっと残念に思ったくらいでしたが、食べてみて納得でした。料理の種類には高級も低級もなく、どれだけ良い食材と味付けで仕上げるかということに尽きるのだと、当たり前のことに気付かされました。そうです。当たり前のことです。美味しいお米を炊いて、いい塩梅の塩味をつけたおにぎりがとても美味しいというのと同じなのです。
付け合せの皮付きジャガイモも、それだけでも美味しうございました。
それぞれの美味しさをひとつずつうまく表現する筆力はありません。ただ、食事をしながら家族と一緒に幸せな気分になれたことを記憶だけでなく記録に留めたくなったという次第です。
ビルの52階ということもあって、遠くまで名古屋の街が見渡せます。名古屋だけでなく、遠く春日井市も見えます。濃尾平野の北と東の端まで見渡せました。そして、テーブルも椅子もゆったりでき、とにかく、快適だったのです。
今日の御代には、この場所と快適さの料金も入っていたと思うと、安いものです。

美味しいものをいただけるという幸せ。そういうレストランに巡り会えた幸せ。それを家族とともに味わえた幸せ。
単純ですが、こうしたことの積み重ねが善き人生を紡いでいくのだと思えた一日でした。

(気分がよかったので、帰りに書店でついたくさんの本を衝動買いしてしまいました。あとで後悔しない中身でありますように!)

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