直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

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モナリザ 立体視

レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「モナリザ」の模写の話.

プラド美術館にあるその模写は、弟子が書いた模写で、模写の中でも最も古いことがわかったそうだ.
テレビ番組でさらにつっこんだ紹介をしていた.オリジナルとこの模写はモデルに対する画家の目線の角度が微妙に違う.その角度はちょうど目の位置が7cm離れた程度であるとのこと.詳細の分析の結果、オリジナルは、モデルに対して左寄り、模写は右寄りにキャンバスをおいて同時に書かれた.ダ・ヴィンチは左目でモデルを見、弟子は右目でモデルを見る.その左目と右目の距離が7cm.7cmというのは人の両目の間隔と同じである.

オリジナルと模写は、ちょうどひとりの人がモデルを見た場合に、右目で見た絵と左目で見た絵ということになる.
これは、立体視画像そのものではないか!
番組では、この二つを立体画像の概念を狙ったものとし、それぞれの絵を赤、青別々のフィルター処理し、それを合成するという手の込んだことをして、赤青メガネで立体画像として見ることをトライしていた.ゲストに見せていたが、テレビを見ている我々にはわからない.
そんなことしなくても、2つの絵を並べて、立体視すればいいだけのこと.立体視は誰でもできるはずだが得意不得意があって、番組の短時間で視聴者に簡単に教えることはできないので避けたのかもしれない.
僕は得意なのですぐにやってみたかったが、なかなか2つの絵を並べて映してくれない.
ネットで探したら見つかったので、立体視してみた.オリジナルはモデルに向かって右側から、模写は左側から見ているので、この画像は逆に並んでいることになる.つまり、立体視するには、交差法を用いることになる.(つまり、寄り目にしてみるということ.二つの絵をぼんやり同時に眺め、寄り目にしながら焦点を絵よりも手前に持ってくる.すると、2つの絵が次第に中央に寄ってきて重なる.この瞬間が味噌だ.重なった瞬間、立体画像として像を結ぶのだが、この感覚は経験してみないとわからないけれど、世界に奥行ができたような快感を得ることができる.)
人が描いたものなので正確ではないのだろう、奥行はいまいちだが、顔のあたりは立体的に見える.確かに立体視画像になっている.
ダ・ヴィンチはもしかしたら立体視の見方を知っていたのかもしれない.当時、3Dメガネも、それ用の画像処理技術もなかったのだから.人の両目で物が立体に見える原理はわかっていたらしい.それを図解しているメモが残っているそうだ.
すごいね、としかいいようがない.
さて、その画像はこのサイトにある. 僕はこれで立体視ができた.皆さんはどうでしょう?

モナリザ

では.
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