直仁の「善き人のための」研究室

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暗黒物質

ところで、伊勢白山道のブログにもハッブル宇宙望遠鏡の撮影画像をネタにリーマンさん世界を論じていた。
同じものを見ても考えることは人それぞれ。それは当たり前のことだけれども、何を気にするかという点で同類の人を見つけるのは嬉しい。

さて、暗黒物質=ダークマターというものが宇宙には満ちているそうだ。
宇宙の物質はほとんどが水素で10%がヘリウムで・・・と前に書いた。
ところが、現在、宇宙には、暗黒エネルギーが73%、暗黒物質が23%、残り4%が水素などの物質なんですと。
暗黒エネルギーとはなんぞや。最先端の物理の学者達のつける名前はいつもユニークだと思う。俗っぽさはあるが、はっきりしている。そういえば、ビッグバンという言葉も、その仮説が出された当時、その仮説を批判した学者が批判文の中で使った言葉だそうだ。コケにしたくて使った言葉が世界中の人に認知されて用語として定着してしまったという。ひも理論なんてのも聞いたことがある。物理学の人達は、非常に頭がクリアなんでしょう。言葉の選び方が真直ぐだ。
暗黒物質とは何か。その言葉を聞いた刹那には、ひょっとして霊の世界の物質、意識をつかさどる物質なのでは?と思った。だったら面白いと思った。人の体を分解し、分析していくことによってわかるのは、脳の働き、脳細胞の機能であって、ある程度、意識というもの、記憶というものを説明できているみたいだが、それでも「考える」という不思議を物質の電気化学反応からだけで説明しきれるのか、と疑問を持つ。そこに暗黒物質やら暗黒エネルギーである。
名前が善くないが、通常の方法では観測できない何か、というだけでぞくぞくする。
しかし、ちょっと検索して調べてみると、東大の先生なんかが、実にクールに解説してくださる。なんらかの粒子を考えている。ニュートラリーノとかいうわずかなとてもわずかな質量の粒子を仮定している。それを何とか検出しようと大規模な、しかし、とてもまったりとした実験装置を設置して、待っている。
うらやましいとは思わないが、そういう人達のいることが人類の幸せそのものだと思う。
暗黒物質は、今この目の前を横切って飛んでいるのかもしれない。素粒子らしいから、暗黒物質からなる原子核や分子や物質があると考えることは無理があろう。あったとしたら、暗黒人間も存在してもよかろうが、それこそSFの世界である。
しかし、銀河の回転速度を物理法則から説明するために、暗黒物質の仮定が必要だったとのこと。こういう時、とにかく、説明できないで困り果てるだけの人なら何も生まれないが、そこで「何だかわからないけど」暗黒物質とでも呼ぶべきものを仮定せざるを得ないと、始めて大真面目に学会で提案した人の、その真直ぐな心に敬服したい。
しかしまあ、こういうことを四六時中考えて人は、毎日が楽しいだろうなあ。
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