直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

「普通がいい」という病

泉谷閑示「「普通がいい」という病」という本を読んでいる。
これは名著だ。
うつ病も強迫性障害もパニック症候群も
宗教もヨガも伊勢白山道も会社の仕事の心構えも
家庭も親子関係も
皆つなげて理解できてしまう

解りやすいポンチ絵で
頭と心と体と自然との関係を解説してくれる
単純な図だがそれでほとんどのことが説明される

およそどのようなことが書いてあるかは、
ダイヤモンドオンラインに寄稿されている
氏の2つの特集を読めばわかる

ヨガについて言うならば
昨日、ヨガのインストラクターの先生が行ったことが気になった
その先生はいつも明るくにこやかなので
生徒の一人が先生はいつも明るくて・・・
というと、自分は実は根暗で、だからヨガに興味を持った
ヨガをやってる人は基本的には根暗じゃないかな
と応えていた

わかる気がする。そういう私もその口だ。軽うつを機会に始めたくらいだ。
根暗というのは言いかえれば、自分に関心があるということだ
そしてうまくコントロールできないということだ
コントロールは「頭」が行う
本来、「身体」とむすびついている「心」に蓋をする
蓋をして制御している状態に耐えきれなくなるのがうつなどの状態
(ポンチ絵を見ながら読んでくださいね)
ヨガは、自分の本当の「心」がわからなくなって、それを知りたくて始める人が多いのではなかろうか
ヨガは、まず「身体」に意識を向ける。いろいろなポーズをしながら、そのポーズ毎に身体の特定の場所に意識を向けて集中する
身体を徹底的に意識する訓練をすることによって、「頭」に支配されて水面上の現れてこない「心」を探る
「心」は「身体」と結びついているから、それが可能になるはずだ (以上は本を読んで理解したことの私の解釈)

「身体」は「自然」である。「自然」は神や宇宙や大いなる存在と言ってもよい。「身体」はそうしたものの一部であり、同一であり、そうしたものの「おでき」である という
だから、伊勢白山道のリーマンさんのいう「内在神」もこれで説明しちゃってもいいのかなとも思う

いずれにしろ、名著だから多くの迷える人達に読んでほしい。
そして、できれば、改題して再版したらどうかと思う。
正直に言ってこのタイトルでは、自分が本屋で見かけても手に取らないと思うし、本の内容のごく一部しか表現していない。当時としては逆説的な題で関心をひこうとしたのかもしれないが、本書の本質をついていないのは、本書を必要とする人の目に止まらないという損失を負うている。
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