直仁の「善き人のための」研究室

読書、ペーパークラフト、フィギュアスケート、散策などの雑感

お客様は神様です

福岡空港でのことを考えていたら、「お客様は神様です」の勘違い という前から思っていることを書いてみたくなった。
空港での件の横柄な態度のお客様は、自分が神様だと思っていたのかもしれない。お金を出す側は偉いと思っているに違いない。
ビジネスは対等だ。サービスをする側と受ける側は、サービスとお金を交換するわけだから、交換という意味で対等だ。サービスする側は、必要経費を回収し、利益を得て、生きる糧としてのお金を得なければならない。サービスを受ける側は、必要や趣向のために、お金を差し上げて、サービスを戴くわけだ。だから、「●●してくれてありがとう。はい、これは代金です。」と言ってお金を支払う。通学にバスを使っている小学生が降りるときに「ありがとう」と言って降りるの心だ。
でも「お客様は神様です」という言葉の真意を考えずに、お客様側がその言葉に乗せられてなんだか偉そうな気分になってるんじゃないだろうか。この言葉はサービスする側にとっては役に立つ言葉であって客側には関係のないことだ。歌手の三波春夫さんが言ったこの言葉の意味はさらに少し違うということだが、それはおいといて。
近年会社では「顧客満足度」を大切にするよう教育されているし、経営手法の中のひとつの指標にもなっている。こうした言葉にも「お客は偉い」と勘違いさせる要素がある。
客自身は、自分は偉いと思ったら最後だ。お金を持ってるから偉いのか?まるで脅しじゃないか。心が貧相だとは思わないか?
定食を運んでくれる若いアルバイトの店員にも、切符を売ってくれる窓口の係員にも、すべてのサービス提供者に「ありがとう」と言って受け取るのが善き人の心ではなかろうか。
関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。